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3-1-1. ウィンドウの部品とリソース

リソースの種類とその機能をウィンドウの図で説明します。リソースがGUIの代表であることが分かります。ただし上図のコントロール、ツールバー、ステータスバーはリソースではありません。これらは特殊なウィンドウの一種です。

ウィンドウと部品

リソースと部品

上図をご覧ください。ウィンドウのメインウィンドウですが、ここにリソースで定義する大部分が表示されています。

メニュー

メニューは、Windowsでは説明の必要もないほど、ポピュラーで必須の機能です。メニューは、ソフトウェアの作業(コマンド)を実行するための機能で、グループ分けされています。通常は、[ファイル]、[編集]で始まり、[ヘルプ]で終わります。メニューはサブメニューも可能ですし、ウィンドウ上に右クリックすることで表示する、フローティングメニューもあります。

キーボードアクセラレータ

キーボードアクセラレータは、ショートカットキーとも言われ、メニューを1つのキー入力で実行する機能です。キー操作のため、上図のウィンドウには現れません。キーボードアクセラレータは操作性の向上に寄与します。上級者を中心に操作に習熟した人は、すばやく機能にアクセスできるのでこの機能が喜ばれます。

アイコン

アイコンは、ウィンドウの左上の隅にある小さなビットマップです。アイコンの役割は、グラフィックで何らかの機能やコンポーネントを代表することです。小規模なソフトウェアでは、自分を代表するアイコンを1つ使用します。また上図の「本」や「用紙」のビットマップもアイコンです。アイコンはWindowsのアプリケーションでは必須です。上図のアイコンは16×16ドットと小さいですが、普通は32×32ドットの大きいアイコンも同時に定義します。大きいアイコンはエクスプローラで「表示」コマンドの「大きいアイコン」にしたときに表示します。

大きいアイコン

カーソル

カーソルは、マウスのポイントを指すビットマップです。通常は矢印を使います。矢印や砂時計は、ユーザは作成する必要はありません。システムで最初から用意されています。上図のように指形や特殊な形状の場合は、作成してリソースで定義します。カーソルは32×32ドットのビットマップと、図以外の部分を透明化するためのマスクのグラフィックから成ります。またマウスの位置はポイント(1ドット)なので、32×32ドットのうち、どのポイントをホットスポットにするか、指定する必要があります。

ビットマップ

ビットマップは、いろいろな用途に使うためのグラフィックのイメージです。大きさやデザインは用途によって決まります。上図のようにツールバーに使用するときは、16×15ドットで1個づつ定義することも、5個のときは横に繋いで、64×15ドットで定義することもできます。
ところで、アイコンとカーソルは、見た目はビットマップと同じようですが、これらは定義に違いがあります。ビットマップは縦横のサイズと色数を指定できるグラフィックのイメージですが、アイコンとカーソルは下地を表示する(透明)ためのマスクイメージが必要です。またカーソルは、ホットスポットの点も設定する必要があります。

文字列

文字列は、アプリケーションで使用する文字列を一括して定義したテーブルです。文字列はリソースを使わないでもコードに埋め込めば使用できます。しかしリソースで定義すれば、英語版のソフトを作らなくてはいけなくなった時や、メッセージを変更する時に便利です。しかし作成時には、リソースやヘッダファイル、そしてコードのソースファイルといろいろな場所を参照する必要がありやや面倒です。

バージョンテーブル

これは、やや特殊なリソースです。エクスプローラで実行モジュールのファイルを選択し、[ファイル]コマンドの[プロパティ]を実行して見てください。ここで[バージョン情報]と言うタブが表示されると思います。この内容を定義するのがこのバージョンテーブルです。内容のように、ソフトウェア名やバージョンそして、著作権者などを定義します。

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