1-1-4. お勧めの入門書
C言語の入門書は、お勧めできる書籍がありません。私がC言語を勉強し初めたころは、下記の本(C言語のバイブルと呼ばれています)しかありませんでした。それでも、8ビットCPUのCP/MやFLEXの環境でC言語がありましたので、サンプルを山と作り、生成するアセンブルのソースコードと比較して勉強していました。そんなこんなで、なんとかマスターできるまで1年かかりました。
プログラミング言語C カーニハン&リッチ著(共立出版)
今ならC言語の本は50冊以上はあるでしょう。ただしC言語は、基本中の基本です。これが不安な人は、一所懸命に勉強するしかありません。自由自在にC言語を駆使する必要があるからです。もっと手っ取り早くと考えている人は、Visual BASICやデータベースのAccsessなどを検討してみましょう。
ところで、この本では触れませんが、もしC++言語を初めて勉強するのなら、MS−C Version7.0やVisual−CのVersion 1.0の中にある、「C++ チュートリアル」がお勧めです。実質100ページぐらいの小冊子ですが、C言語が解る人には段階を経て解説して有り、大変分かり易い構成になっています。C++にはCの拡張部分とクラスライブラリがありますが、Cの拡張言語と捕らえると、本当のC++のプログラマにはなれません。クラスライブラリを理解し、下から積み上げるタイプのプログラミングに慣れないといけません。
しかしC++が解ったからといって、Visual−Cの開発環境であるMFCをすぐ使えるとはいえません。と言うのは、MFCは非常に複雑で、大規模で、込み入った構成になっているので、全体像を理解するのに苦労します。参考書籍があまり無いのも悩みの種です。ただしソースコードとサンプルがたくさん付いていますので理解の助けになるでしょう。
Windowsの入門書は、以下の書籍が絶対のお勧めです。
プログラミングWINDOWS CHARLES PETZOLD著(株式会社アスキー)
現在は「プログラミングWINDOWS9x」のタイトルです。昔は、「プログラミングWINDOWS Version 3.1」やVersion 3.0でした。この本は、入門から順を追ってWindowsのいろいろな側面を、その考え方を含めて、豊富なプログラム例といっしょに解説しています。1000ページを超す書籍ですが、1読2読3読...してください。すべてのAPIを解説している訳ではありませんが、これをマスターできれば、Windowsの基本的なプログラムはできると思います。ただしこれは、あくまで入門書です。現実にソフトウェアを作成する段階で、数々の疑問や不明点が現れますが、この本ががすべて解決してくれる訳ではありません。実際にはごく一部と言った方が良いかもしれません。
私は、本の値段をあまり気にしたことはなかったのですが、この書籍は本屋で値段を見て買うのを迷ってしまいました。しかし損はしなかったと、今では思っています。