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aphelp title
The Windows Help Delevopment Tools.

apbooks support


 このページは、ApHelpのサポートページです。バージョン2.0の改訂で行なった拡張点や、修正の内容を紹介します。

特徴

1.ホットスポットの形式を大改良しました。

 V1.6までは、ホットスポットは、RTFのテキストに直接埋め込む方式でしたので、一度設定すると、変更が非常に困難でした。また現在の設定がどのアイテムにジャンプするのか簡単には分りません。さらに印刷すると、取消し線と邪魔な飛び先のコンテキストを表示してしまいます。しかし、V2.0ではシステムで管理するようにしました。この結果、大部分の変更に対応できるようになりました。
 ホットスポットを表示するツールバーを新設しました。設定も文字列を選んで、設定ボタンを押して、相手先を選択するだけです。非常に簡単になりました。変更や解除もワンタッチです。
 アイテムの削除以外の大部分の変更に自動再設定を行ないます。アイテムの移動やユニークコードの再設定、カット&ペーストにも対応します。アイテムの削除も、そのアイテムが相手のホットスポットをすべて検索できますので、変更作業も簡単です。

2.旧データ構造を自動更新します。

 V1.6のAPHファイルをロードする時点で、データのV2.0への変換を行なうダイアログボックスを表示し、自動変換するか選択できます。この様な方式にしたのは、V1.6のホットスポットの形式が、キー入力で干渉できるため、必ずしも想定通りとは限らず、自動変更できない可能性があるためです。しかし大部分は自動変換が可能でしょう。またV2.0では、「書式/検索キーワードの設定」コマンドは無くなりました。よってV1.6のこのコマンドで設定したキーワードを、トピックの設定のデータに自動変更します。
 V1.6形式のファイルは必ずバックアップをしてください。V2.0のデータ形式になったら、もう元へは戻せません。

3.圧縮を全面改訂しました。

 前々から遅くて、その割に効率の良くない圧縮には悩んでいました。それで、圧縮を2段階で行なう方式に変更しました。

  1. 一次圧縮ではRTFデータの冗長性を無くします。
  2. 二次圧縮ではスライド辞書式で一致データの圧縮を行ないます。

 一次圧縮は常に行ないます。構造が想定さていますので、非常に高速です。二次圧縮は従来と同じ方式でオンとオフを指定できます。ただし両方の圧縮を行なっても前より格段に高速なので常に圧縮を行なっても良いでしょう。一次圧縮で1/4にし、二次圧縮でその半分にすることを目標にしました。以下に実際の使用例を記します。

■ V1.61時のApHelp.aphファイルの例

ApHelp.aph V1.6 V2.0 内容
非圧縮サイズ 2,319,025 2,319,025 RTFでまったく圧縮無し
一次圧縮後 ------ 629,711 一次圧縮は新版だけの機能
二次圧縮後 1,152,285 371,658 新版は旧版の1/3以下のサイズ
圧縮時間 約119秒 約10秒 新版は旧版の12倍の高速
 新圧縮法では、一次圧縮はオリジナルの27.6%で約1/4に圧縮します。そして、二次圧縮ではオリジナルの16.2%で約1/6まで圧縮します。旧式の圧縮に比べ3倍以上の圧縮率を誇ります。さらに圧縮時間も20倍近い高速になりました。

■ テキストだけのアイテムの圧縮の例

テキスト V1.6 V2.0
のみ テキスト RTF テキスト RTF
非圧縮 4393 17309 4393 17309
一次圧縮 --- --- --- 4461
二次圧縮 3614 10027 2540 2621
圧縮率 82.3% 57.9% 57.8% 15.1%
 テキストのみの圧縮はあまり効率が良くはありません。テキストとRTFモードがありますが、当然RTFの方が効率が良くなります。しかも新圧縮では15%まで圧縮します。

■ 図形だけのアイテムの圧縮の例

図形だけの圧縮 非圧縮時 二次圧縮後 圧縮率
323×423×256色 304,334 11,634 3.8%
323×423×16色 151,147 9,435 6.2%
 貼り付けた図形のビットマップデータの場合は、非常に高い圧縮率です。注意して頂きたいのは、256色と16色の場合です。RTFの非圧縮時では2:1ですが、圧縮を行なうと、差はほとんどありません。よって減色の効果はそれほど高くありません。

4.ツールバーを大拡張しました。

 WordやExcelの様なツールバーを提供します。ツールバーは一般・表示・挿入・書式・ウィンドウとヘルプの5つのツールバーを用意しました。

  • 複数のツールバーをサポートします。
  • ウィンドウの上下にドッキングして、自由な位置に移動可能です。
  • ツールバーウィンドウのフローティング化をサポートします。
  • フローティングツールバーは折り曲げで色々なサイズにリサイズできます。
  • ボタン上にマウスを移動するとツールヒントを表示しステータスバーに表示します。ツールヒントは表示の有無を選択できショートカットキーも表示可能です。
  • ツールバーをカスタマイズするコマンドを提供します。
  • カスタマイズで新規のツールバーを作成可能です。
  • これは完全なモジュールでコンポーネントになっています。いずれプログラマ向けにこのコンポーネントを公開する予定です。
ツールバー
ApHelpの一部のツールバー

5.オプションコマンドを追加しました。

 「表示/オプションの設定」コマンドでシステムのいろいろな設定が可能になりました。IMEの色、リナンバリング、禁則文字の設定は旧システムではコマンドで独立していましたが、新版ではオプションコマンドに統合しました。

  • フォーカス移動時のFEPオンが設定できるようになりました。
  • 保存時のアイテムの開閉を設定できるようになりました。これがオンなら次回にロードした時に、保存時の開閉を再現します。そして「表示/アイテムの展開を戻す」でいつでもその状態に戻せます。
  • IMEの色の設定や各種のシステムを設定します。これは独立していたコマンドですがオプションに統合しました。RE1.0でないと動作しません。
  • オンメモリモードをサポートしました。メモリ内だけでの動作モードをサポートしますので、ファイルの二重オープンができます。
  • 日付、カレンダの挿入時の書式を設定できます。
  • 次回起動時のRE1.0とRE2.0の選択を可能です。
  • 外部ヘルプを3つまで指定できます。
  • [過去のファイルの削除]ボタンを付けました。
  • [リナンバリング]コマンドのボタンを付けました。
  • [禁則文字の設定]コマンドのボタンを付けました。
  • [ツールバーの設定]と[アクセラレータキーの設定]ボタンを付けました。

6.「書式/キー書式の定義」コマンドを拡張しました。

  • 設定できる個数を10個から20個([Shift]+[Ctrl]+[数字])に拡張しました。
  • 書式に名前を定義出来るようにしました。そして、ツールバーにキー書式の実行のコンボボックスを追加しました。
  • 標準の書式と段落やタブ位置の設定の他に、RE2.0の拡張書式も定義できるようにしました。

7.「ファイル」コマンド関係の改訂内容

  • ヘルプの生成で、コンテキストを番号付けしたヘッダファイルを生成できるようにしました。「ヘルプの設定」コマンドの[ファイル]タブの最後に有無を設定するボタンを付けました。
  • 「開く」でRTF形式のロードをサポートしました。現アイテムにロードします。
  • エクスポートコマンドでは、出力するアイテム範囲を指定可能になりました。さらにRTF形式でエクスポートできる様になりました。この場合はアイテムの文字列は生成しません。また、アイテムとアイテムは改ページで分離します。

8.「編集」コマンド関係の改訂内容

  • 特定のアイテムを指しているホットスポットを探す、「ホットスポットの検索」コマンドを追加しました。
  • 圧縮のアルゴリズムを変更して、「データ圧縮と展開」コマンドを変更しました。このコマンドで新圧縮法式に変換します。
  • 検索と置換で、対象の範囲が選択できるようになりました。
  • 検索と置換で、検索文字がすべて全角なら「大文字と小文字を区別する」にし、検索文字に全角があれば「単語単位で探す」は無しにします。
  • ナンバリングの設定と削除コマンドはナンバリングの設定に統合しました。
  • 「アイテムのソート・ナンバリングの設定・圧縮の伸長・書式の連続設定」の各コマンドで、アイテム範囲を指定するGUIをグラフィックに変更しました。

9.「表示」と「挿入」コマンド関係の改訂内容

  • 「アイテムの展開を戻す」コマンドを追加しました。詳しくはオプションの設定コマンドを参照してください。
  • ウィンドウの設定のダイアログボックスを改良しました。
  • 現在時間や今日の日付をいろいろな書式で挿入できるようになりました。
  • アイテムインポートは挿入コマンドに移動しました。

10.「書式」コマンド関係の改訂内容

  • 「検索キーワードの設定」コマンドは無くなりました。
  • フォントやサイズは省略時の設定が可能なので、文字の色も可能にしました。
  • 色変更ツールバーを追加しました。色はフォント設定ダイアログボックスと同じ色にしました。
  • 「書式/拡張リンク」コマンドは削除し、拡張書式に移動しました。
  • 拡張書式に文字プロテクトをオンと上付き・下付き(RE1.0でも可能)の設定を追加しました。
  • 中黒マークだけでなく、段落コマンドで番号や自由な文字を設定できる擬似箇条書きをサポートしました。
  • フォントのコンボボックスは日本語と英語を分離し、「フォントのコンボボックスは無効にする」を「横書きのツルータイプフォントのみ選択する」に変更した。
  • RE2.0では半角キーのデフォルト書体がある様です。半角の中で全角を入力すると「MS P明朝」なり、全角の中で半角を入力すると「Arial」になります。
  • 「編集/連続書式の設定」コマンドを書式コマンドに移動しました。
  • 「禁則文字の設定」コマンドは、「表示/オプションの設定」に移動しました。

11.その他の変更点をまとめて示します。

  • アクセラレータキーをカスタマイズできるようにしました。さらにメニューとツールバーのツールヒントにはアクセラレータキーを表示します。
  • 「ヘルプ/バージョン情報」コマンドでコモンコントロールとリッチテキストコントロールのDLLファイルのバージョンを表示します。
  • すべてのダイアログボックス・メッセージボックス・コモンダイアログボックスをApHelpのウィンドウの中央に表示します。
  • 文章ウィンドウの先頭にカーソルがある場合は、[←]キーでツリーリストウィンドウにフォーカスを移動します。
  • 未登録者への制限を一定個数のアイテムの挿入の度に告知メッセージを表示する方式から、10個以上のアイテムがある場合は、挿入の度に告知メッセージを表示する方式に変更しました。

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