- Arcpit Infomation

ホームページに戻る


ダウンロードができ
ない場合の対処法
 

apbooks title
The Online Book System for Windows95.

apbooks support


Version 3.30(04/6/20版)の新機能と修正

 このページは、ApBooksのサポートページです。バージョン 3.30に改訂した時の拡張点や修正の内容を紹介します。

特徴

 V3.22からしばらく改訂はありませんでしたが、最近やっと重い腰をあげ、ひさびさの改定を行いました。大きな変更点はありませんが、見栄えと使い易さを重視した改良を行ないました。

1.ホットポイント機能を全面改訂しました。

 ホットポイントで他アイテムへのジャンプや、他アプリケーションの起動が可能です。特に後者は非常に強力で、ショートカットで可能なことをすべてサポートし、さらに付加機能があります。ただし実装の方法が変わったので、前のバージョンは使えなくなりました。
  • 他のアイテムへジャンプ(指定の位置から表示できる)
  • 指定ファイルに関連付けされたアプリを起動する
  • アプリケーションをオプションを指定して起動する。
  • 秀丸エディタを各種オプション付きで起動する。
  • DOSアプリを実行する。
 ジャンプ以外はすべてアプリケーションの起動です。ApBooksには不必要に強力な機能(オーバースペック)ですが、この改定の第一の動機が、デスクトップの整理と、ソフト開発環境の整備だったもので、思いつくものをすべて搭載しました。  秀丸エディタの起動は特に強力な機能です。ほとんどのオプションを選択でき、ウィンドウの位置やサイズを簡単に指定できます。テキストエディタを多用する方には便利です。またDOSアプリの実行機能では、コンパイラのためのmakeやBATの実行ができます。結果は、ダイアログボックスに表示し、タグジャンプが可能です。弊社のApMakeソフトの機能をほぼ持っています。
 起動するファイルの指定には、マクロが使用できます。「%b\Readme.txt」なら「c:\Program Files\Arcpit\ApBooks\Readme.txt」を意味します。他に「My Documents」や「c:\Windows\system」などの組込みマクロがあります。さらに利用者が定義できるユーザ定義マクロもありますので、パスの指定にそれを使えば、長いファイル名を省略できますし、将来位置が変わったときもマクロだけ変更すれば済みます。
 ホットポイントが、「ハイパーリンク」モード以外の編集時でも実行できるようになりました。従来は、表示だけが可能な「ハイパーリンク」モード時でしか、ホットポイントのクリックができませんでした。少々制限がありますが、このバージョンからその制限がなくなりました。

2.アイテム単位で、文書の背景色やタイトルを変更することができます。

 従来は文書の背景色は、「表示/ウィンドウの設定」だけで設定できました。よってすべてのアイテムで同じ色しか指定できませんが、このバージョンから、「表示/プロパティ」でも背景色が設定できるようになりました。この設定でアイテム単位で別々の背景色が可能になりました。内容が異なる場合や、強調したい場合など、背景色が変わると文書の雰囲気がガラッと変わるので、効果的にお使いください。
 また、文書の上端にアイテムの文字列を表示するタイトルも、アイテム個別に設定できるようになりました。「ApBooks.apb」では第2章のコマンドの項でこれを使用しています。

3.アイテム単位で、ツリーリストのイメージを変更することができます。

 ツリーリストのアイテムのイメージは、枝(子のあるアイテム)の開閉の2種類、そして葉(子のないアイテム)の計3種類あります。従来はこれらが固定でしたが、このバージョンから、好きなイメージを付加できるようになりました。アイテムの可読性が格段に向上します。このアイテムも「新」のイメージを付けてみました。
 また新しいイメージの追加機能も非常に強力です。皆様が自由に作成したBMPやICO、CURファイルを読み込んで追加できます。BMPなら、16色か256色の縦16ドット×(横16ドット×N個)のイメージと、2色のマスクイメージの2つを作成します。さらに、DLLやEXEファイルのアイコンイメージをすべて抜き出して使用することもできます。

4.ツリーリストの背景色を変更することができます。

 ツリーリストの文字色・背景色・ラインの色を設定することができます。これはファイル単位で可能です。文書の背景色だけ変更でき、ツリーリストの色が変更できないのではバランスが取れず、あまり使えません。しかしこのバージョンから、両者の色をともに変更できますので、納得のいく配色を設定することができます。

5.ルーラーバーを搭載しました。

 長らく懸案だったルーラーバーをやっと搭載できました。センチメートル単位の表示を行い、段落・箇条書きの左マージンと右マージン、そしてぶら下がりの設定を行なえるボタンを表示します。また、タブストップ位置を変更するボタンも表示します。これらのボタンはドラッグで左右に移動します。それに従って、各種の設定も変化し、結果を見ながら(WYSIWYG)変更を加えることができます。
従来は、数字でしか設定できなかったので、的確な位置に設定するのに苦労しましたが、このルーラーで操作がずいぶん楽になります。

6.ツリーリストのイメージを文書中に挿入するとこができます。

 上記の3のように、自由にツリーリストのイメージをシステムに追加することができるようになりました。このイメージは256色で16×16ドットです。このサイズは、スクリーン上では文字とほぼ同じ大きさです。よって文字で表現できない記号などを作成して挿入できれば便利です。この機能を「挿入/ツリーリストのイメージの挿入」コマンドで実現しました。
 ビットイメージはマスクを指定しますので、背景色が何色であってもそれに対応できます。ただし挿入時に背景色を調べビットマップを作成しますので、挿入後に背景色を変えると色が違ってしまいます。そのような場合は、削除して再挿入してください。

7.リッチエディト 4.1を実験的にサポートし、RE1.0を除外しました。

 Windows XP の Service Pack 1 から、リッチ・エディト・コントロールの新しいバージョンである4.1が搭載されました。「表示/オプションの設定」コマンドで、「次回の起動では、RE4.1のリッチテキストコントロールを使用する」をオンにして再起動するか、起動時に/4のオプションを付けることで、このバージョンを使用可能にしました。前バージョンでは、「RE2.0を使用する」の設定がありましたが、今回からRE2.0が必須で、RE1.0はサポート外とさせていただきました。
 RE4.1は、従来のDLLであるRICHED20.DLLとは違う名前が与えられ、機能的にもだいぶ違うようです。
  • 言語コード(LCID)の変更が不可能です。
  • 文字の取得や検索がマルチバイト文字ではできない場合があります。
  • Wordで作成した表などは、RE20よりはWordに近い表示を行います。
  • RE1.0でサポートしていた縦表示が復活しています(いろいろ問題もあります)。
 ApBooksにはLCIDが一番の問題です。このため、RE4.1ではリンク機能は一切使用できません。現状ではいろいろな問題があるため、これは実験的な搭載とお考えください。現在のバージョンは、「ヘルプ/バージョン情報」で表示します。

8.データファイルの互換性に関して

 V3.22以下で保存したファイルは、V3.30でロードできます。上位互換性があります。ただし一部の機能は使えない可能性があります。
 V3.30で保存したデータファイルは、V3.2Xでロードできます。当たり前ですが、新機能は使えませんし、V3.2で保存すると新機能のデータは破棄されます。ただし、V3.30とV3.2Xを同時に使用する場合は、注意することがあります。まず、V3.2のホットスポットはV3.30では使えませんし、逆もまたそうです。両者のホットスポット機能は完全に異なり、相互に互換性がありません。また、V3.30でアイテムの文字列の長さが半角60文字(全角30文字)以上の場合は、V3.2でファイルをロードできません。アイテムの文字列の最大長は半角80文字ですが、新バージョンで追加されたデータが20バイトあり、文字列の後部に置いています。V3.2では80文字分のバッファしか用意されていないため、これを超えるデータを排除するためロードができないようにインジケータを変更しました。さらに、文書の背景色などの色の設定にシステム規定色という設定がありますが、これを示す値がV3.2Xでは0でしたが、V3.30から−1(色は32ビット値ですので、0xFFFFFFFF)に変わりました。V3.30で作った文書を、V3.2Xで表示すると変わる可能性があります。この場合は、V3.2Xで色を再設定してください。
 システム負担もサイズも余り変わりませんので、ぜひ最新版でお使いください。現在メンテナンスできるのは、V3.22とV3.30だけです。近い将来は、最新版だけのサポートになります。

9.その他の変更点

  • 起動時にウィンドウをスクリーンの中央に表示する機能が、ファイル別に設定できるようになりました。「表示/オプション」で設定すれば、すべてのファイルが対象になり、「表示/データファイルの設定」で設定すれば、ファイル単位になります。
  • ウィンドウを最大化してファイル保存すると、次回起動時のウィンドウは、最大化された状態で表示されます。
  • IntelliMouse などの5ボタンのマウスで「戻る」と「進む」をサポートしました。「戻る」は表示コマンドにもある機能ですが、「進む」はマウスでのみ実行可能です。
  • Windows XPのスタイルで表示します。ツールバーもボタンではなくフラットになり、ボタン類も角の丸いよりWindows XPらしい表示を行います。この機能は、comctl32.dll v6.0 と apbooks.exe.manifest ファイルで対応します。
  • すべてのダイアログボックスの位置を記憶し、次回起動はウィンドウを記憶した位置に表示します。これはApBooksが終了するまで続きます。終了して再起動すると、位置は初期化され、メインウィンドウの中央に表示します。ただし開くやメッセージボックスなどは例外です。
  • 半角の入力を行うと書式が「Arial」になってしまう症状が解消しました。新しい入力では、カーソルの前後の書式を継続します。残念ながら、「表示/ウィンドウの設定」の「規定の英字書式」の書式にはなりません。この設定は無効です。
  • 色の設定で、カスタムカラーのデフォルトを設定しました。さらにこれらを変更すると、システムに記憶し、次回起動でもこれらの色を再現します。
  • 起動時のオプションに/4と/rを追加しました。/4とすると、Richedit4.1が使用されます。/rとすると、ハイパーリンクモードで起動します。

arcpit