このページは、ApBooksのサポートページです。バージョン 1.20に改訂した時の拡張点や修正の内容を紹介します。
■ Version 1.20(97/9/20版)の新機能
このApBooksは、Veriosn 1.2です。Version 1.1は内部バージョンですので、この版は実質的には始めての改訂です。よってVersion 1.0に比べて強化された点を以下に述べます。
1.ビットマップを貼り付けできます。
これまでは、テキストとリッチエディトテキストの2種類のオブジェクトしか貼り付けできませんでしが、この版から、ビットマップも貼り付けができます。Windows95で[Alt]+[Print Screen]を押した時にカレントのウィンドウをクリップボードにコピーしますが、それをペーストできます。貼り付けたビットマップは、左・中央・右寄せができます。またビットマップをマウスでクリックして、選択すると、図の周辺にハンドルを表示します。そのハンドルをドラッグすることで、ビットマップのサイズを変更することができます。
しかし我々のブックデータは、あまり図を使っていません。それは、通信で配布することを考えているからです。ブックデータは大きくなりがちなのに、図を使うとMバイトを超えダウンロードが難しくなるからです。しかしCD−ROMでの配布ならサイズはあまり関係ありません。
2.データ圧縮をサポートしました。
ビットマップをサポートすると、リッチエディトデータは、小さな図でも200Kをすぐ超えてしまいます。これでは、多くの図を扱うことはできませんので、データ圧縮をサポートしました。圧縮効率は、図のあるデータでは、5〜10%で、図の無いデータでは50%ぐらいです。これならなんとか実用になると思います。
しかし圧縮は非常に時間が掛ります。高速に伸長できることを考えたアルゴリズムですので、圧縮にしわ寄せが掛り、より遅くなっています。よって圧縮の動作を2つサポートしました。1つは、文章を変更して、他のアイテムを選択する度に圧縮を行なう方法です。これは、「表示/オプション」コマンドで「データ圧縮」をオンにすることでこのモードになります。もう一つは、「編集/データ圧縮と伸長」コマンドです。これは前記オプションをオフにしておき、必要になったら、このコマンドを実行すると、指定範囲を圧縮または伸長します。ペンティアムの100MHzで300K程度のデータ圧縮が、15秒ほど必要です。図のあるアイテムを頻繁に変更する場合は、後者を使ってください。
データが圧縮されているかいないかは、ツリーリストウィンドウの右クリックの「プロパティ」コマンドで知ることができます。
3.オンディスクをサポートしました。
ブックデータの巨大化に備え、もう1つ機能を搭載しました。それがブックデータを全部ロードせずに、必要になったらロードするオンディスク機能です。そして変更を加えないデータは、破棄可能メモリにロードしますので、OSがメモリを必要としたら、自動的に開放します。BOOKS.EXEでは文章データを変更しませんので、どんな巨大データでも扱えることを示しています。
しかし変更を行い破棄されたら困るApBooks.EXEではいくつか問題があります。1つは上書き保存です。これは同ファイルに保存しますので、1度全データをロードし、その上で上書き保存します。全データのロード段階で、メモリ不足やスワップに伴う大きな遅延が発生する可能性があります。その場合は、「名前を付けて保存」コマンドを試して見てください。上書き保存と同じ様に全データが必要なコマンドが検索や置換、圧縮などいろいろありますので、これらでも同様なことが起こる可能性があります。よってApBooksではあまり大きなデータにしないことをお勧めします。しかし圧縮したAPBファイルのサイズで2Mバイトぐらいまでは問題が無いはずです。
またディスクへ頻繁にアクセスしますので、ファイルはオープンしままになります。バージョン1.0ではロードすると、そのファイルをクローズしていましので、同じデータファイルを2つ以上のApBooksで編集できましたが、この版では同じファイルを2つ扱うことはできません。
この様な現状と、分散作成のサポートのために、いくつかのブックデータをマージする機能が必要かもしれません。これはあまり難しくありません。
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