ApBooksのアンケートの集計
このページは、1999年2月9日にApBooksのユーザの皆様にメールでお願いしたアンケートの集計結果を紹介します。また結果の検討と今後の方針なども合わせて掲載しますので参考にしてください。
下記の文を付加して2月9日にメールをしました。
『突然のメールで失礼します。現在ApHelpの改訂も終了し、次のApBooksの改訂を考慮する余裕ができました。しかしApBooksは、V3.0で当初の予定の機能をほぼ搭載し終わりました。細かい改良点は多々ありますが、現在次の方向性を模索しています。それで、ApBooksをお使いの皆様に、ご意見を伺いたくてメールをしました。下記にアンケート形式で、いろいろな設問を作りました。皆様の利用方法や、欲しい機能、そしてご意見やご要望をお聞かせください。ご迷惑なら削除してください。』
■ 環境(通常使用しているマシンと環境をお聞かせください)
- CPUの種類
| CPU |
率 |
| 486以下 |
0% |
| 486 |
0% |
| Pentiumか互換 |
60% |
| Celelon |
15% |
| Pentium U |
25% |
CPUは予想通り486以下のユーザは、いませんでした。当社では、まだ486が現役(MS−DOSで使用しています)なのですが、世の中は進んでいます。ところで私の家には、H68/TR(1ボードコンピュータ)、Apple、CP/M(サンヨーMBC,FDC)、FLEX(日立S1,富士通FM−7)マシンが鎮座しています。またPC−9801は、4台ほど押し入れの肥やしになっています。捨てるに忍びない、パソコンの歴史です。
- CPUのクロックスピード
- CPUのクロックは、100MHzから450MHzまで実に多様です。平均すると200MHzぐらいになるでしょうか。
- メモリ量
- メモリ搭載量は最低は24Mバイトで、最大は128Mバイトです。平均は、48から64Mバイトぐらいでしょう。
- 現在使用中のOS
| OS |
率 |
| Windows 95 |
40% |
| Windows 98 |
47% |
| Windows NT |
9% |
| Unix系OS |
4% |
Windows98が一番多くの人が使っていますが、以外とWindows95の利用者も多く、アップデートがあまり進んでいないことが分ります。
- 将来使用したいOS
- この問いでは、Windows98とNTとUnixがほぼ同数でした。今95の人は98、今98の人はNTなのでしょうか。ApBooksも早くNTに対応させる必要があります。
- 使用するブラウザ
| ブラウザの種類 |
率 |
| Internet Expoler |
79% |
| Netscape Navigator |
21% |
半々ぐらいかなと思っていたのですが、以外とIEが多いので驚きました。
- ディスプレイの解像力
| ディスプレイの解像力 |
率 |
| 640×480 |
5% |
| 800×600 |
32% |
| 1024×768 |
37% |
| 1280×1024 |
21% |
| それ以上 |
5% |
ノートブックが広く普及しましたので、800×600が多いのではないかと思われます。サンプルのデータなどはこれを考慮する必要があります。
- ディスプレイの色
| ディスプレイの色数 |
率 |
| 256色 |
5% |
| 6,4000色(ハイカラー) |
42% |
| 1600万色(フルカラー) |
53% |
最近はハイカラーやフルカラーが常識になりつつあります。これで、色を多く使っても問題になることがありませんので、よりカラフルなアプリケーションが作成できます。
- お使いのリッチエディトとコモンコントロールのバージョン
| RTFの種類 |
率 |
| RE1.0 |
25% |
| RE2.0 |
75% |
アンケートで一番知りたかったのがこの項目です。以外にRE2.0が多いのには驚きました。マニュアルに「印刷ができない」と記述してありますが、あれは私の環境でのプリンタドライバが原因と分りました。今後はRE2.0を中心にして改訂する予定です。
■ 用途(日頃ApBooksをどのような用途にお使いですか)
- 以下の用途を選んでください
| 用途 |
率 |
| アイディアのまとめ |
23% |
| データの収拾や分類 |
31% |
| リファレンスの作成(分類化された仕様や内容の記述) |
15% |
| 論文やマニュアルなどの記述 |
21% |
| 小説の著述 |
10% |
- 『我々はマニュアルやプログラミングの用法のまとめにApBooksを主に使って
いますが、皆様はどのような文章を作成していまか。具体的にお教えください。』
- この問いには、実にいろいろな内容を具体的にご指摘いただきました。ありがとうございます。皆様の用途にとって、どのような機能が必要か貴重な検討材料になります。
■ 今後の力点はどこに置くべきでしょうか。
| 力点 |
率 |
| 書式を中心とした表現力の向上 |
15% |
| 印刷機能の充実とスピードアップ |
8% |
| ワープロ的な機能の充実 |
10% |
| ブラウザ機能の充実 |
3% |
| ノベル(小説ブラウザ)機能の向上 |
2% |
| アイディアプロセッサ機能の充実 |
17% |
| 能率的な記述機能の追求 |
13% |
| 新機能の追求 |
2% |
| 細かいブラシアップ |
8% |
| HTMLとの融合 |
14% |
| RE2.0の障害を解決して2.0を主流にする |
8% |
以外に多いのはHTML関連の要望です。私たちもホームページの作成には苦労している一人ですので、検討をしたことがあります。まず世の中にあるRTFをHTMLに変換するプログラムを3種類ほど使ってみました。しかしどれも実用の水準にありません。無視するかエラーを起すかのどちらかでした。現在は、1つのアイディアがあり、それの検討を進めています。
■ 何が重要ですか、重要な順に1・2・・・7と番号を付けてください。
- 省サイズ
- 操作に快適なスピード
- 機能の充実
- 幅広い環境での動作
- 幅広いアプリケーション間の融合
- 幅広いデータの交換性
- 障害のない安定した動作
この問いには、大きな傾向は読み取れませんでした。ただ『障害のない安定した動作』の優先順位が高いかなというぐらいです。またサイズよりはスピードが重要の様です。ハードディスクの容量が飛躍的に増えたのが原因でしょうか。
■ 次の機能に点数を付けてください。
『10点満点で、普通の時に5点としてください。使用したことのない場合や判断の付かない場合は空白のままにしてください。』
下記の表では平均を記載します。
| 機能 |
平均点 |
| スピード |
7.1 |
| データファイルのサイズの大きさ |
6.2 |
| インポートとエクスポート機能 |
4.8 |
| ノベル機能 |
6.0 |
| ブックブラウザ機能 |
7.0 |
| 印刷機能 |
4.8 |
| 印刷プレビュー機能 |
5.1 |
| 編集機能 |
6.5 |
| 全体の表現力 |
6.7 |
| 書式の機能 |
6.1 |
| ツリーリストの追加変更 |
4.7 |
| 検索や置換機能 |
5.8 |
| ホットポイントとハイパーリンク機能 |
4.9 |
| マニュアルの内容 |
6.9 |
| ツールバー機能(複数でどこでも置け、カスタマイズできる) |
6.0 |
| キーのカスタマイズ機能 |
6.5 |
| 圧縮機能 |
7.3 |
| カラー機能 |
5.9 |
■ これらの機能は使用していますか。
| 機能 |
使用率 |
| インポートとエクスポート機能 |
11% |
| ブックブラウザ機能 |
6% |
| ノベル機能 |
4% |
| 印刷機能 |
11% |
| 検索や置換機能 |
16% |
| ハイパーリンク機能 |
5% |
| キーやツールバーのカスタマイズ機能 |
9% |
| 圧縮機能 |
11% |
| カラー機能 |
14% |
| OLE |
13% |
| MDIウィンドウ |
1% |
この集計は、複数回答で全体をまとめ、それを100としましたので、使用率ではありません。
■ まとめ
ApBooksは、「アイディアプロセッサ」と呼称している割には、ほとんどアイディアプロセッサ的な機能を持っていません。単にツリー状になっていて、アイテムを簡単に移動できるだけです。この方面への機能アップが必要かもしれません。
ブックブラウザ機能は、他のソフトにない特徴的な機能がいくつかあります。しかし、ブラウザを利用する人にとっては、索引や全文検索などの機能が望まれているのではないでしょうか。また印刷やホットスポットも改良の余地がたくさんあります。さらにノベル機能は、特殊な用途を想定していますので、まだ少し時間が必要かも知れません。
この他にもアイテムのカット&ペースト、IME関係、印刷プレビューや検索の高速化など、たくさんの改良点の候補があります。しかし最近HTML関係の要望も多く、簡単に作成できる表のOLEサーバは、ルーラーも欲しい機能です。小さな改訂とブラシアップに専心するか、少し冒険するか、まだ次版の改訂方針が定まりません。
ユーザの皆様へ、この様なアンケートのメールはご迷惑でしょうか。皆様からお問合せは頂けるのですが、バグレポートが中心ですし、メールをいただく人が偏るので、全体の傾向がつかめません。また傾向として苦情や要望が多いので、ダメな部分の話が多く、開発者としては暗くなる一方です。よって、できればこの様な形式ででも、皆様とパイプを保ちたいと願っています。ご迷惑な場合は、その旨を連絡して頂ければ、メールリストから削除します。よろしくお願いします。
|